Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

book

「ゴロウ・デラックス 矢部太郎がゲストで登場」 昨日深夜、部屋に帰って何気なくラジオ深夜便「ほのぼの大家さんとの日々」というインタビュー・コーナーでお笑い芸人で俳優の矢部太郎さんの最近の話題漫画のエピソードが紹介。この話題となっている漫画の…

「Goodbye Yellow Brick Road / Elton John」 平川くんの本を読んで。neachの感想。出版の動機「全財産を失った」、銀行等から容赦ない返済を要求され、律儀にもすべて完済し一文無しになったので貨幣のことや贈与に関する深い考察を我々に示して、よかった…

「You've Got a Friend / James Taylor and Carole King」 neachにとっての平川像は作家、平川克美ではなく、一緒に遊んだり仕事をしたりした頃の平川く,最近の動向を観ていると何だか手の届かないところにいる論客といった印象。 翻訳の営業をしていた頃、…

「ピーター・ポール&マリー(PPM)/パフ」 上の店の東尾さんが一冊の本が入った郵便物を持ってきて。平川克美くんの新刊書,『21世紀の楕円幻想論』サブタイトルが「その日暮らしの哲学」。本の帯には内田樹くんの推薦文で<人は必ず病み、衰え、老い、死んで…

「ギターを持った渡り鳥」 ある本を探しに新宿まで,アゲイン書架に置いてあったもの、どなかたが借りていって現在見付からない、今度の「マスターの自由自在」で使うことになり、急遽探しに。新宿などという行き慣れない場所、これが大正解で一発で目的の本…

「裏切り者と英雄のテーマ(ボルヘス朗読)」 これまでもアゲインでいろいろなユニットでライブを行っている窪野将士くんという青年が『蔦/夢の形而上学』という短編小説集を出した。一昨日、和歌山の若者に感心、窪野くんという青年にもこの短編を読んで多…

「ひとりの悲しみ/ズー・ニー・ヴー」 宮治さんの『MY LITTLE HOMETOWNー茅ヶ崎音楽物語』は興味深い話しが満載。序章で「十曲を入り口にして、茅ヶ崎が生んだ音楽のスターを書く」という触れ込みで章を分けて触れていたのでその十曲を章の題名とともに紹介…

「恋は紅いバラ/加山雄三とザ・ランチャーズ」 一昨日からある一冊の単行本を読んで。久し振りに読書の醍醐味を味わい、そこに書かれている内容、人物に多大な関心とリスペクトを感じながら最後のページを閉じ(た)。多少大袈裟に書き出した本とは最近宮治淳…

「『死はこわくない』立花隆インタビュー」 メール・チェックをしていてどうしても消えない受信メールを消したくて過去の履歴を逐一当たったところ、懐かしいメールや思い出のメールが出てきてしばし回想モード。万を越えるメール数を全部観たわけではない、…

「Hound Dog / Elvis Presley」 来月、思い立って自分のイベントを行うに当たっていろいろネタを仕込んでおこうと思い休眠状態になっている部屋の本棚から何冊か店に持ち出してチラチラ読んで。最近は落ち着いて読書に耽るといった習慣を置き去り,過去、夢中…

ずっと読みかけていてなかなか時間がとれず(というのは言い訳)持ち歩いていた『みすゞと雅輔』という伝記本を「カフェDE歌おう」が早く終ったので読了。久し振りに読み応えのある優れた伝記小説。先ずはこの本の作者、松本侑子さんという方の力量に驚き。…

アゲイン十周年企画として先ずお呼びしたのは駒沢裕城さんと安宅宏司さん。neachが一番聴きたかったアーティスト。キュンキュンと鳴るペダルスティールの音に終始酔いしれて。一緒にダブル・スティールで弾いてくれた安宅さんも駒沢さんとよく呼吸が合ってい…

昨日、カフェを開けて間もなくお二人お客さん。顔ハメ看板に反応して「写真撮っていいですか?」,カレー、オムライス。最近のテーマである2つ一緒に作って出すという作業を完璧にこなし、お出ししてから例によって蓄音機デモや自主制作CDの話し、「実は僕、…

「河口慧海記念館」 やってしまいました。昨日久し振りにピサ・トーストの仕込みをしていて薬指の先きを包丁で切って。痛いというより不敗伝説が途切れたことがショック。 昨日は少し自由な時間があったので積んでおいた本を読んで,印象的だったのは森まゆみ…

「The Way You Look Tonight / Frank Chacksfield」 先日のマイクロスターのイベントの際、飯泉さんが好きな本と言って挙げていた武田百合子さんの「富士日記」。以前買って家のどこかにあった気、見付からないので目黒まで出ていって文庫本を探して買って。…

「小池昌代が読む声のエッセイ、1. 母 」 緊急の用事でカフェを途中で切り上げて平川氏と病院へ、下北沢で行われたトーク・イベントに参列。詩人の小池昌代さんと平川くんのトーク・イベントで大変実のある対談,neachはその前に行った病院のことが気になっ…

「満願(朗読)/太宰治」 一昨日の阿部くんの講義に触発されて部屋で埃をかぶっていた太宰治全集を引っ張り出してパラパラと捲って, 実に40数年ぶり、漱石全集、梶井基次郎全集と一緒の棚に。筑摩書房が昭和三十五年に出した新書版で十六巻あり値段が160円…

「「秋深き」「競馬」/原作・織田作之助の短編」 昨日は遅くまで寝てから店に出て、トッ散らかっていたお仕置き部屋やCDの整理、野地さんが今度出演するサイマルラジオ川崎の件で店に。6月にライブをやることになったいちだーすのおんがくたいのお二人。 店…

「『浮雲』二葉亭四迷/文學ト云フ事」 昨日は店を5時までにして夜、隣町珈琲で行われる阿部くんの「隣町大学院座学」というイベントに参加しようと,以前竹内まりやさんのライブに来たついでに寄ってくれた北海道の方が二人連れで、例によって蓄音機タイム…

「朗読/たけくらべの冒頭」 大学時代の悪友、阿部安治くんが、中学校の同級生、平川克美くんの主催する「隣町大学院座学」で講義,少なからず影響。会津出身の庄司くん、現在はインド在住。この二人にはいろいろ思い出が多い、阿部くんneachの家によく麻雀を…

「In My Mind / Dave Mason」 2005年に発行された文藝別冊の「大瀧詠一」特集の増補新版,ペットサウンズで購入。大瀧さんが「風街ろまん」「大瀧詠一」といった初期のアルバムについて語るスペシャル・インタビューや萩原健太さんが聞き手となっている「ポッ…

「In My Mind / Dave Mason」 2005年に発行された文藝別冊の「大瀧詠一」特集の増補新版,早速上のペットサウンズで購入。大瀧さんが「風街ろまん」「大瀧詠一」といった初期のアルバムについて語るスペシャル・インタビューや萩原健太さんが聞き手となってい…

「Happy Birthday / The Beach Boys」 何だか暑さのせいでのぼせあがったのか、調子がよろしく(ない)。昨日はやや調子が下降気味、不注意から指に傷を作ってしまい、思うようにキーボードが打て(ず)。そういう巡り合わせもあるもので養生をして大事に至…

平川克美くんの新刊2冊. 身内の話題でも普遍的な記述となりうる文章が書ける稀な作家 多くの方に読んでもらい、それぞれに感じることを聞いてみたい話題の一冊

昨日は危うく寝過ごすところ、ラジオデイズの対談に場所を提供。毎月行っている平川克美・田中宇対談 今回は平川くんに売れ行きを尋ねると、『小商いのすすめ』の方が発売前にアマゾンの予約ランキングのトップに躍り出たそう。よく考えてみると読む前から評…

前日からの風邪を持ち越してしまい気分は最悪。昨夜は全く寝付けず6時前に起きて朝まだきの中、店に出て朝一番の歯医者の予約の準備。気分の優れないまま電車に乗って掛かり付けの医院まで。久し振りで訪れる実家のある町の風景はあまり変わっておらず、少し…

昨日は三浦くん主催の『声とギターの夜』の8回目。意外な方も観に来てくれやや遅い終わりでしたが楽しく閉めることが。前々回に引き続きまえかわともこさんが出演し、個性豊かなパフォーマンス。そんな中、昼間に岩沢さんと小島さんという先輩方が入れ替わり…

このところneachの関心の多くは一冊の新刊書に。我等がカメちゃん、こと亀渕昭信さんがご自分の体験を元にして書いた『亀渕昭信のロックンロール伝』(ヤマハミュージックメディア)が冒頭から興味深い記述があって自然と引き込まれ。45回転の「ドーナツ盤」…

どうしても池部良のエッセイ本が読みたくて午前中、神田神保町まで出かけて『江戸っ子の倅』(幻戯書房)を見つけて購入。併せて文春文庫で『風の食いもの』と『窓を開けると』というエッセイ集も保護。早速帰りの電車の中で拾い読み、池部さん独特のシニカ…

「池部良」ウィークが続いて。 昨日は早く起きて銀行の振込をし、その足で蒲田の年金機構まで出かけ懸案だった年金手続きの仕方をレクチャ。丁寧に教えてもらって、すぐ側の区役所にも立ち寄って関連書類を揃え再度申請すればできるように。年金なんてあてに…