Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

待ちに待ったウェルナー・ミューラーのイベントが無事終わり。終わってしまうとあっという間だったなという思いで多少脱力感。
夕方、宮治さんとワーナーの営業の方が来て、この日の午前中に納品された出来立てアツアツホヤホヤのBOXを手にした時は妙に感動。おまけにご丁寧に奥付の「THANKS TO」のところにNeachの名前まで。
開場時間になると続々と人が入ってきて、用意した20席がいっぱいに埋まってしまう勢い。Neachの店主敬白からスタートし、先ずこの宮治さん、大江田さんの2ショットがありえない取り合わせということをアナウンス。後は宮治さんのペースと大江田さんの細かい解説。お客さんは大別してウェルナー・ミューラー・フリークの方、ハイファイ・レコード、大江田さんのお知り合いの方、そして宮治さんのファンの方、という構成。先ず宮治さんが最初にウェルナー・ミューラーに興味を持ったシングル盤「Hit Parade」から紹介し、大江田さんが各CD(スタンダード編、ポピュラー編、ラテン編、映画音楽編)から解説付きで1曲ずつ紹介。後半は多くの協力者に支えられたアルバムであることを強調し、資料や情報をお寄せいただいた方々の紹介や選曲を聴くというもの。Neachの元へどっさり当時の軽音楽雑誌を送ってくれた方(今回は体調不良で参加できませんでしたが)への謝辞。その方の代わりにNeachも1曲選んでください、ということ「The Breeze And I」を。
全体に宮治さんの軽妙なトークと大江田さんの詳細な解説のコンピネーションが抜群の実り豊かなレコ発イベント。(実はウェルナー・ミューラー饅頭を出そうかとか、リカルド・サントスのSP盤をかけてもらおうとか、いろいろ考えて、気が付いたら終わっていたというのが実情。)