Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

昼間のイベントはスタート時間が早いので結構プレッシャー。昨日のSP講座も、やり残しに気が付いたり思わぬ作業が待っていたりでバタバタ。更に開場時間前にお客さん、つい困った表情に。すぐに気持ちを入れ替え、
SP講座、毎回渡す資料作りを何枚にするかが問題で、この日も11枚という半端な枚数を用意して臨んだ、これがぴったりの集客で自分でも勘のよさに驚き。
この日の特集は李香蘭、こと山口淑子。前日に予習、その歌唱力に舌を巻いたというのが実感。声楽の訓練を受けているので歌がうまいことが素人のNeachでも分かり。おまけに美貌の持ち主で中国語も堪能ということでいわゆるスーパー・アイドルで当時の人気は凄まじいもの。曲も古賀政男が個人的に入れ込んでいたお相手だけにいい曲が多く、特にNeachは仁木他喜雄作曲の「蘇州の夜」にいかれて。「蘇州夜曲」が有名で李香蘭ヴァージョンも紹介、Neachはこちらの「蘇州の夜」の美しいメロディと素晴らしい歌唱にうたれてし。歌のうまさは「浜辺の歌」や「荒城の月」といった唱歌を歌ったものに証明、歌謡曲の枠を越えているように。「私の鶯」なんて曲はもうオペラ歌手の歌唱に勝るとも劣らないもの。とにかく声よし、顔よし、才ありというタレントさんで波瀾万丈の人生を送った方、日本が誇る歌手として後世に語り伝えたい人。
是非皆さん、李香蘭をもう一度見直して聴いてみて。そういった気持ちを起こさせてくれた郡さんの選曲に改めてお礼。