Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

朝妻一郎インタビュー」
現場復帰二日目は郡さんのSP講座でしたがまたちょっとしたボケを。まだ休日モードから復帰していないかんじ。先日、ラジコで聴き直した『朝妻一郎 MY MUSIC ON THE RADIO 僕とラジオと音楽と』というラジオ番組。鈴木さんから教えていただき、ラジコでチェック、タイムフリー・サービスが終ってしまい、確認しようと思っていたことが薄い記憶に頼るしかなくなって,印象に残ったアイテムだけ。先ず朝妻さんがIHIという堅い業種から音楽業界に入ってきた経緯がポール・アンカのファンクラブ会長だったことから高崎一郎さんや木崎さんの元に付いて音楽ビジネスの世界に入ったエピソードが面白かったです。「哀愁のコルドバ」クロード・チアリをプロヂュースした時の話しや「白い恋人たち」の版権を取った時の話しや「ミディム」(国際音楽産業見本市)に行ったことが彼の交流範囲を広くしたといった経緯。三人のミュージシャン、との交流を語ってくれたパートも面白かった。先ず加藤和彦。彼からはファッションや食事のアドバイスをいろいろ受けていたこと、やはり加藤和彦という人は都会人のセンスが横溢していたミュージシャンだということがよく分かり。そして大瀧さん、フィル・スペクターに例えて自分がレスター・シルになりナイアガラ・レーベルを立ち上げ、その後の大瀧さんの活動を影で支えていたことがよく分かり。そして小田和正との出会いの件りも興味。加藤さん、大瀧さんとの交流は理解、小田さんとの出会いは初めて。ビル・シュネーを小田さんに紹介して以後オフコースのレコーディングに関わったこと等あまり関心のなかったアーティストだったのでそうだったのか、と。またフィル・スペクターに手紙を書きずっとそばで勉強させてください、とお願いしたらオーケーの返事がきたものの、高崎さんから海外出張はまだ早いと言われ断念し、そのファックスもなくなってしまったことなど行動力のある方。またモントレー・フェスで知り合ったリチャード・カーペンターとのやりとり等も面白かった。全体に直接交渉に長けた人で先見性と行動力を感じ。音楽ビジネス業界で大きな足跡を残した方なので是非一度アゲインに呼んで話しを聞いてみたく