ライブが中止になったことをいい事に普段観れない映画を2本鑑賞。1本は『土俵物語』(1958年)という「褐色の弾丸」と呼ばれた相撲の房錦の出世物語で父親が行司の式守錦太夫で房錦本人も後半で登場する伝記物語。我々団塊の世代の相撲ファンには人気があった力士だけに興味のある映画で。
『鉄腕投手稲尾物語』(1959年)も伝記映画で西鉄ライオンズの稲尾和久投手の活躍を辿った物語でこちらも同時代のプロ野球のヒーロー,覚えている箇所が多かった。テロップで「本映画は・・稲尾選手の半生を映画化したものですが製作上、幾分脚色を加えたもの・・」という断り,役者(稲尾の父親役や家族)の演技も多分に加味。昔の巨人ファンにとっては「神様、仏様、稲尾様」は将に天敵、苦い思い出が甦った瞬間も。
スポーツ選手の伝記映画は昔は随分流行ったもの、neachの記憶では相撲伝記映画『土俵の鬼 若ノ花物語』やプロレスの『力道山』を扱った映画等がよく公開されていたように。