Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「The Way You Look Tonight/ Steve Tyrell」

昨日は一人の時間が長かったのでロバート・アルトマンの『M・A・S・H』や『ナッシュヴィル』を鑑賞、音楽ではこのところずっとCDプレイヤーに入って繰り返し聴いている盤はスティーブ・タイレルの『A New Standard』。ここでかかる17曲のスタンダード曲はどれも名曲揃いでその選曲の良さに何度も飽きずに聴いている愛聴盤。「Give Me The Simple Life」に始まって「Smile」で締め括られるナンバーはどれも他でよく聴くジャズのスタンダード曲、彼の渋いヴォーカルとバックの演奏がとても心地良い流れでよく聴く1枚に。主にアレンジを担当しているギターリスト、ボブ・マンという人のテイストがあのダミ声によく合っているようで名曲の数々をこの人のヴァージョンで覚えていることの多いアルバム。neachの好きな作詞家ドロシー・フィールズの「On The Sunny Side Of The Street」、「I Can't Give You Anything But Love」「I'm In The Mood For Love」や大瀧さんもカヴァーしている「The Very Thought Of You」、Irving Berin作曲の「I've Got My Love To Keep Me On」、「Cheek To Cheek」、Harold Arlen作の「I've Got The World On A String」それに極めつけはJerome Kern=Dorothy Fieldsの名曲「The Way You Look Tonight」まで歌っていて手放せない一枚。他にバカラック・ナンバーだけカヴァーした『BACK TO BACHARACH』というアルバムも、この『A New Standard』には及ばない