Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「君の友達/ジェームス・テイラー」

友達紹介の第二弾は大学に入ってからの友人の話題。東京育ちで狭い地域でしか交流のなかった学生時代に青山学院という全国区の大学の仏文科に入学、そこは地方出身の学生をはじめ、交遊範囲が広がった世界。特に仏文科は女子生徒が大半を占めるクラスでなかなか授業に付いていけず、一番後ろの方で小さくなって授業を受けて、更にその後ろに2,3人の男子生徒がいてその内の一人から「同人誌やらない?」って声をかけられた主が阿部くんという今も付き合っている友人。(neachも既に高校の友人と『混沌』という同人誌を出していた)彼は関西出身で関西弁でまくしたてる今までにない個性的な主だったので一遍で気に入り授業をさぼり茶店雀荘に行く遊び仲間になって。もう一人庄司くんという喜多方出身のフーテンみたいな自由人もいて3人で同人誌を出す打ち合わせ等でよくneachの実家に来て歓談したもの。この二人は東京人にないバイタリティがあってかなり影響され未だに付き合っているポン友。(庄司くんとはその後、初めての海外旅行となったケニア旅行に一緒に行ったポン友。)その阿部くんのこと。関西人特有のバイタリティ(悪く言うと図々しさ)が自分にはなかった個性だったのでいろいろ影響され今でも付き合っている仲に。阿部くんとは家族付き合いもして一緒に旅行やムーンライダースのライブに行ったりした仲に、その後教育関連の会社に入り出世して本来の才能を開花させ今では立派な企業人として成功した人物。彼との思い出は当初、吉祥寺が阿部、庄司が下宿していた場所で行きつけのカフェやバーでたむろしていた頃、いろいろ逸話の多い人物。例えば学校の授業を終えて帰る際、学校の机が処分品であったのを見つけてそれを下宿で使用しようと目論み、何と井の頭線の渋谷駅から吉祥寺駅まで電車の座席の前にその机を置いてその上で本を読んで持ち帰った猛者。今ではneachの方が常識知らずで注意されることも、彼と付き合ったのでいろいろ視野が広がったことを感謝している良き相談相手。