Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「村中靖愛 & FLIPPIN' THE LID Vo.今関雅喜」

久し振りのライブとなったSWINGING DOORS、いつもより多くの方がお見えになって賑やかなライブ。今関さんの村中くんいじりが絶好調で村中応援団としては途中から割って入り弁護したくなるようなMC。
お客さんには受けて。演奏した曲ではハリー・ウォーレンの「September in the rain」やドロシー・フィールズの「On the Sunny side of the Street」亡くなったドリス・デイに因んで「Tea for Two」の演奏。最後のアンコールは村中高速スティール炸裂の「Steel Guitar Rag」が圧巻

「映画「万引き家族」がカンヌ最高賞*決め手は子供の演技」

昨日の定休日はプライベイトな作業、打ち合わせ、映画鑑賞等で明け暮れ。

部屋の整理やライブの後片付け、準備等誰もいない店内で自由に振る舞う、TSUTAYAに寄って「万引き家族」のDVDを借りて来て鑑賞。是枝監督の評価の高い映画、ちょっと複雑な思いを抱いた映画。メイン・テーマとなっている万引きという行為になかなか感情移入できなかった、ストリーとは別に役者陣の演技が見事でリリー・ブランキーと夫婦役を演じた安藤サクラの存在感が凄く、ひとえに是枝監督の演出の賜物という印象。共演の松岡茉優、子役の二人も不自然さがなくドラマの設定にとけ込んでいてキャスティングもよかった。音楽に細野さんが関わっていることもこの作品の魅力、特にその特徴を感じた部分は分(らず)。

久し振りに最近の日本映画の評判作品をじっくり観れて休日の使い方としては有意義な一日

「I Saw Her Standing There /The Beatles」

第37回目となった告井延隆さんのビートルズ・カヴァー・ライブ。この日は3時過ぎから取材が入っていて1995年6月21日に起こった「全日空857便ハイジャック事件」を告井さんにインタビューするという時間。ビートルズの楽曲秘話や演奏特徴等の解説をたっぷり。印象的だったのはビートルズの裏にジョージ・マーチンの影響が強いということを告井さんが強調していたこと。演奏した楽曲は「ホワイト・アルバム」からのものと「ラバーソウル」からのものが多く、最後はお客さんのリクエストで「I Saw Her Standing There」(この曲にベース・ラインを入れながらメロディを弾く箇所が白眉)で締め括って。
このライブは聞き手がビートルズの楽曲を熟知しているので告井さんのギター・プレイを補完しながら聴けるのでそれぞれのビートルズ体験が知らず知らずの内に引き出される稀有なライブ。

「糸/影山さゆり」

完全テンパイ。昨日のかなしみ座のライブも予想以上に忙しく。初めてライブをやってくれたゲストの影山さゆりさん、よかった。岡山出身ということや現在、上京してきて祐天寺に住んでいる、ということで「縁」を感じ。かなしみ座のお二人が「たんとカレーの歌」を歌ったのでそのオーダーが沢山きててんてこ舞い。

新しい<個性のシンガー=ソングライターがアゲインの常連になるかも。

次の47人態勢のセッティングに時間がかかって今回も遅い帰りに。ト.ホホ・・

「勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ」


第ニ十回となった柳家吉緑さんの落語会。ゲストに紙切りの林家八楽さんをお迎え。

まだ二十代の若者の八楽さんでしたが話術も巧みにこなしていて好感。

吉緑さんも「紺屋高尾」などを熱演していて段々巧くなっているように。neachは今週末に迫ったケーアールのライブが50人近くになっているので、軽い胸騒ぎ。♪胸騒ぎの腰つき♪って感じ

「雨はいつか/センチメンタル・シティ・ロマンス」

昨日はカフェ営業、5時に閉めて吉祥寺のスターパインに中野督夫さんのチャリティ・ライブに参加

カフェを早目に閉めてライブに馳せ参じてよかったと思える一日。督夫さん、早く戻ってきてちょう!

「ミスター・ダイイングリー・サッド/クリッターズ」

ちょっとこのところいろいろなことに追い立てられているようで落ち着(かず)。もっとゆっくり事が運べばいいが、性格的にプレッシャーをかけられることに弱い。
昨日のやじろべ'64のライブ、盛況で楽しかったです。特に深町さんと菊池さんの掛け合いトークが面白く、ベテランの味。先日の亀渕さんのトークの際も感じた、話しで人を楽しませる才能って持って生まれたものか、それとも歳を重ねた経験の為せる業か語りの大切さを昨日のライブでも感じ。まだまだ修業が足りないな、とも。
昨日のライブでよかったカヴァー曲はクリッターズの「ミスター・ダイイングリー・サッド」あたり。菊池さんのクリフ・カヴァーやけっちゃんの「恋はボザノバ」も楽しく。