Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

3年舟唄とハナウタ

「Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語」の

「月日は流れて 3年3月あの娘の 態度が急変 硬直化した」

 

3年3月問題。これって、ここでも何回か書いたとおり、

三橋美智也 「おさげと花と地蔵さんと」

「あれから三年 もう三月変らず今も あのままで空見て立って いるのやら」

からだと思っていましたが、伏兵がいろいろ。

 

「あなたを待って三年三月」森昌子

「約束した日は もう近い三年三月に やがてなる」

(1975年9月発売   作詞:阿久悠  作曲:新井利昌)だったり、

 

二葉百合子「渡り鳥でござんす」

「旅の烏で 三年三月 影もやつれた やくざ髷 ドスを抱き寝の 今宵の夢も 風に流転の 三度笠」

(1975年作詞:室町京之介 作曲:山口俊郎)。

 

ルビーの指輪」の「そして二年の月日が流れ去り」を

パロっているのかもしれません。

 

「ニコライの鐘」藤山一郎

「 きのう花咲き 今日散る落葉 河面(かわも)に映して 流れる月日」も、きのうと今日がダブっているのかもしれません。

 

で、「お富与三郎」の

めぐる月日も三年(みとせ)越し

みたいな世界なのでしょうと思いました。

 

因みに、ハナウタ歌うは、八代亜紀の「舟唄」かなと思ってましたが、蘇州夜曲の「夢の舟歌鳥の歌」だったり、霧島昇「湖畔のギター」の「舟歌さみし おもかげ一つ」も射程に入ってる?岡晴夫の「パラオ恋しや」(作詞:森地一夫,作曲:上原げんと)は舟歌+ハナウタが登場します。

「男冥利に命を賭けて 珊瑚林に 真珠採りするよ ダイバ愛しの鼻歌歌うて」

 

これでは?

みたいな話、ニーチとしていたもんです。