Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

バートン・クレーンさんとロッパさんの昭和22年の対談記事「ユーモア会」お二人の博学ぶりが伺い知れる内容 今英語の勉強をし ているという話題 <ロッパ :・・・コンスティテューション(憲法)とコンスティペーション(便秘)をときどき間違えたり するん…

昭和22年『主婦之友』7月号にクレーンさんとロッパさんの対談記事が載っていることをつきとめ。 ロッパ日記昭和22年4月18日。 <品川駅へ十時半、品川高台のバートン・クレーン氏の家。今日はバートン・クレーンと僕、カムカム平川と三人で主婦之友の座談会…

ダニエル・ジョンストン。つぶやきを繰り返すようなプリミティブなヴォーカル。ジョン・レノンのシンプルな歌に近いような気が。 秋頃、彼のドキュメンタリー映画『悪魔とダニエル・ジョンストン』公開。 過去の自分とお母さんの会話や日常の出来事などをカ…

ふちがみとふなとがカヴァーしているダニエル・ジョンストン。「歌う人」は「Story Of An Artist」にふちがみさんが絶妙な訳詞。 両者は「歌の原点」という括りで共通項子供の頃に受けた精神障害で12才から成長していないような声で宅録を繰り返しアメリカ・…

月曜日バンバンバザールの月一定例ライブ at 横浜サムズアップ ゲストはイノトモさん。圧巻はその後に登場したバンバンバザールの福島さんのステージ ふちがみとふなとのライブ at 下北沢のleteという小さなお店 アルバムを聴いただけだと伝わらないライブ感…

ease go away little girl, before I beg you to stay

蓄音機高座後、駆け足でスウィンギング・ドアーズのライブ高円寺(次郎吉)へ。 最初のバンド、グリーン・スプーン リーダー森下寿一さんのピアノ、阪野克幸さんのフィドル、高橋久美子さんのヴォーカルという構成で清清しい演奏。カーペンターズのカヴァー…

『小ゑん・喜多八試作品』黒門亭。 蓄音機をかけてSPで昔の落語を紹介。 最初「お化け長屋」をみっちり。喜多八さんの1席が終った後、蓄音機ショー。 愛用のHMV機を携えてSP盤「スワニー河」の演奏、引き続き文治、権太楼、志ん生といった往年の名人のSP音源…

先週、Swinging Doorsのライブ at 外苑前のMike's Paradise ステージより客席の方が一段高くなっているという珍しいレイアウト 村中スティールが向って左側に位置、 久し振りに早弾きの「カントリー・スーツ」が聴けて大変満足。

立川談志家元の落語会、イベント等に月2回ペース。一昨日亀有リリオホール自虐的で挑戦的な人。 新橋演舞場では禁句の四文字を連呼、金日成万歳!と叫んで一瞬で満場の客を敵に。 そういった家元のヤンチャなところがたまらなくいい。段々観ているだけで満…

『志の輔らくご』DVD 「志の輔らくごinパルコvol.9 (2004年)」から「こぶ取り爺さん」「歓喜の歌」「浜野矩随」 「ありえる設定」と「性善説」がキーワード、この人の笑いには悪意や悲劇が登場しない。古典落語も必ず志の輔風にアレンジしてすがすがしい噺…

昨日紹介した小林信彦『和菓子屋の息子』 高勢実乗が気になって、その筋のバイブル『なつかしい芸人たち』色川武大ももう一度読み直し。 岸井明、名寄岩、式守伊之助、春風亭柳朝、逗子とんぼ、トニー谷、水の江瀧子、ロッパさんなど我々後追いの昭和芸人マ…

小林信彦『和菓子屋の息子』再読。 生っ粋の東京人ネイティブによる「下町」ファンタジー粉砕の書。九代続く老舗の和菓子屋周辺の記述を祖父の貴重な記録より再現。 高勢実乗(たかせみのる)という喜劇役者をスーパースターとして紹介、落語や古川ロッパと…

先日のブランディンのイベント、ご高齢の方が60年代の日本製シングル盤ばかり。 ガス・バッカスの一発ヒット、「恋はスバヤク(Short On Love)」は大変思い出のある歌。作者はジョン・D・ラウザーミルク、かのゴーゴーナイアガラでも特集。 エディ・コクラ…

バートン・クレーン作品集を配給してもらったブリッジで次の企画会議 社長の伊藤さん(YMOや矢野顕子を担当辣腕ディレクター、麻雀仲)と飲み屋に 30年振りくらいのやり取り、楽しい話しや厳しい話し 学芸大学駅のすぐそばの銭湯に

ブランディン・イベント「素人DJ大会」 ドナルド・フェイゲン関連をかけてくれた磯部さん、 「ジャケガイノススメ」を最近上梓された高瀬さん、宮治さん曰く「ジャケガイにはずれなし」本の43Pに掲載『ALL ABOUT RAIN』という雨コンピ・ジャケット 平本さん…

暑い中で聴くのに相応しいアルバム。 ロニー&デイトナスの『サンディ』 「ジャケガイノススメ」シリーズの一つとして再発 どの曲も美しいメロディでビーチ・ボーイズを好きなファンにはきっと全てオーケーといったサウンド。流石にジャケットも素晴らしい、…

バートン・クレーンさんの『この地獄も愛すればこそ』表題作「この地獄も愛すればこそ」手紙形式、電報がそのまま出てきたりしてある本の出版にまつわるドタバタ話 劇の脚本制作過程を綴った「エマおばさん現わる」 戦後の在日記者の悲哀を扱った「おやじに…

一昨日、スモーキンでエノッキー・ワンマンバンド。急遽新宿2丁目へ。何と二人きりの観客でのスタート。 普段と変わらない熱演で客の少なさを感じさせない盛り上がり。

天然スパイラルの第10回公演、『デストロイヤー花〜放電金魚とそこらの人々〜』 北朝と南朝に分かれた日本のある時代中立地帯で営業する廓、「遊水楼」を舞台 テロリストが侵入という展開で一部ミュージカル仕立てのドタバタで進行していくナンセンス・ドラ…

『貴重!「この地獄も愛すればこそ」バートン・クレーン』という書物がヤフオクに。 昭和 23年に刊行された翻訳本、訳者が平川唯一、著者は間違いなくあのバートン・クレーンさん。 無事その貴重な古本を入手。内容は表題作を含む6編の短編小説集で多才なク…

川柳、雑俳の講習、雑俳とはいろいろ縛りのある川柳。 地口附け「んだ そうそう」(涙そうそう)に「賢治の自慢続く花巻」という効キが付いて「地95点」、「ぜいたくは〜」というお題(笠附け)に対しては「ぜいたくはオーロラの下雪合戦」、効キは「ボクも…

「トップマネジメント・カフェ」が日光鬼怒川温泉。 落語家の柳家小ゑん師匠を講師に「話芸の世界」 演目は「青菜」と新作「ステ奥」の2席 師匠の小さんヴァージョンを彷佛とさせる演技で真打ちの実力。

スウィンギング・ドアーズ at 銀座のナッシュヴィル オリジナル・インストの新曲(タイトルが決まった2曲)もじっくり聴けて大変満足 よくやるようになったのが「ロシアより愛をこめて」 64年のヒット曲。マット・モンロー『ポップ・ギア』にも登場して大変…

ある方からのご紹介で短いコラムをWEBに。 「What a wonderful records」というコーナー 究極の1枚、いろいろ迷った末にフォー・シーズンズの「悲しきラグ・ドール」 B面の「沈黙は金」という曲も好きなナンバーなので1964年当時、よく聴いていたもの。 実…

Called her rag doll, little rag doll, such a pretty face should be dressed in lace.

円丈師匠の独演会 inにぎわい座 お弟子さんの三遊亭亜郎さん(オペラが得意?)と講談の神田茜さん(円丈作の「横松和平」をアレンジして好演していました)との共演 「位牌屋」、ワッペン付きの衣装を間違えて、新作の「月のじゃがりこ」の際は普通の紋付。…

♪It's been a hard day's night and I've been working like a dog♪ 終日実家の荷物整理等 玄関先の植木を伐採、庭の整地をして物置きを組み立て、本棚をマンションへ、 この棚の収納力が思ったより凄く、部屋にあった全ての本類は難無く収納 自分で組立てた…

頭の中にあるメロディが回っていてことある度に口をついて出てくるという体験エノッキーとバンバンの福島くんが歌った「Lonesome GW Blues」という曲で特に気に入った曲でもなかったのですが、不思議と。 ハッチェル楽団「サンディ・ドウ・サンセット」とい…