Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

ワーナー・ミュージック・ジャパンよりこの度「Oldies Supper Hits vol.1 & vol.2」というコンピCDが。宮治さんの肝いりで編集、デザインが高瀬さん。
vol.1の方には「シェリー」「悲しき雨音」「ワン・ボーイ」「ドリーム・ラヴァー」といったワーナー所属のオールディズ定番に混じってカテリーナ・バレンテの「情熱の花」やジョニー・クロフォードの「愛しのサンディー」等も収録されていて宮治さんの影を感じる選曲。当然のことウェルナー・ミューラーの「夕焼けの戦場」も。
vol.2ではちょっと年代が上がって「デイドリーム・ビリーバー」「ドック・オブ・ザ・ベイ」「男が女を愛する時」といった定番とともに「ストップ・ザ・ミュージック」「アイ・フォート・ザ・ロー」「ネヴァー・マイ・ラブ」等。
一番印象的だった曲は「太陽にキッス」というシューマルクヴィストとウンベルト・マルカートという男女デュオが歌ったもの。うーん、面白い曲だなと思っていたところ、宮治さんのブログにもこの曲のことが書かれておりオールディーズ・ファンにはインパクトの大きい作品。ワーナーに権利が移った曲が一気に聴けて当時では考えられないコンピ(「夢見る想い」と「恋のパームスプリングス」が並んで収録されている!)に。
60年代(もう半世紀前になってしまったのですね)の作品群のコンピを出せるレコード会社はエライ。宮治さんの英断に感謝とエールを。