Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

浜口茂外也さんのライブが約1年ぶり。浜口さんは本来フルート奏者、いつのまにかパーカッションの名手という役柄でティンパン・アレイ系のバンド・メンバーの一員として数多くの音楽シーンに登場してきたベテラン・アーティスト。
その茂外也さんが亡き父上、浜口庫之助さんの没後20周年を思いっきり偲ぶ会を企画して庫之助さんの略歴や生前のエピソード等を語りながら歌うというもので庫之助ナンバー・オン・パレードの楽しいライブ。
このところの音出しを制限することが全くなかったのでゆっくり鑑賞。茂外也さんの話しは浜口家の来歴から始まって亡くなる寸前までをスライド写真を使って時系列に紹介するもので、どの話しも貴重な思い出話しと偉大な作曲家の素顔を伝える興味深い話しばかり。そんな思い出話しの間にハマクラ・ソングをギターの弾き語りで歌い、ときにお客さんに合いの手を入れてもらって和気藹々の進行。後半では自らの音楽理論も披露、リズムの取り方を振子の振動に例え分かりやすく説明。後半、ちょっと声が枯れて苦しそう、何とか無事終わることができ、Neachもホッと胸をなで下ろしま。歌を歌いながらパソコンで写真を写し出す作業までご本人に。またいつか、アットホームな雰囲気でライブをしてもらいたいとお願い。