Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

昨日の『伊藤銀次の話し出したら止まらナイトVol.4』は盛況の内に無事終了。毎回完璧な準備をしてくる銀次さん、今回もフォーク・ロックの形成過程をビートルズ、ディラン、バーズという流れで分かりやすく紹介、初めてのフォーク・ロック・リスナーにもその源流がお分かりいただけたのでは。特に後半でバーズとサーチャーズを聴き比べるあたりが個人的には面白かった。やはり銀次さんはビートルズボブ・ディランに大きな影響を受けたミュージシャンだなという思いを強く。
そして今回の目玉、黒沢秀樹さんによるリッケンバッカーの12弦ギターの実演がハイライト。さりげない弾き方もどこか堂に入っていてよく聞き込んでいること。願わくば彼の視点からみたフォーク・ロックの影響の一端を聞きたい気も。
お客さんの中に小松久さんも。
銀次さんの話しは多くの方に聞いてもらいたい「学校では教えてくれない」授業のようなもので、アゲインが寺子屋と化して参加者が何かを感じとっていってくれたら大変嬉しい企画に。
ますます磨きのかかった銀流フォーク・ロック伝の続編に期待。