Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Oh Susanna / Neil Young & Crazy Horse」
ペットサウンズの若大将、陽馬くんが独力で発行している『ニール・ヤング新聞』,多分、日本広しと言えどもそんなマニアックな発行物を出しているのは陽馬くんだけだ、第19号の特集で取り上げられていたニール・ヤング&クレイジー・ホースの新作、『アメリカーナ』から1曲目「Oh Susannah」を紹介。
銀次さんのトーク・イベントでも紹介されたThe Big Threeというグループ(ラヴィン・スプーンフルのプロデューサー、エリック・ジェイコブセンが関わったグループ)が「Banjo Song」というタイトルで歌ったもの、その後ショッキング・ブルーのヒット曲「ヴィーナス」の元歌となった曲。2曲を並べて紹介したYouTubeニール・ヤング・ヴァージョンはやや荒い演奏(クレイジー・ホースなので当然)。neachの大好きな作曲家、スティーヴン・フォスターの曲とはほど遠いアレンジ,全編にアメリカのトラディショナル曲ばかりカヴァーしておりなかなか聴き応え。ニール・ヤングという人はサウンド志向がコロコロ変わるのでずっと付いていけ(ず)、クレイジー・ホースという盟友たちと組んだこのアルバムは荒削りながらニールの本来の魅力が現れた傑作のよう。興味を持った方はペットサウンズでお買い求め。『ニール・ヤング新聞』も。