Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Adios / Linda Ronstadt
モーメント・ストリング・カルテットの10回目となる生音ライブ。毎回、共同企画者としてテーマを決め、neachのリクエストを演奏してくれる大変贅沢なライブ。今回はジミー・ウェッブの作品を前半2曲、後半3曲入れてもらってスンダード、ナイアガラ、映画音楽、ゲストの西本明さん関連曲と盛り沢山の内容で非常に満足できるライブ。
ジミー・ウェッブ作品から彼らが選んでくれたのは「Didn't We」「MacArthur Park」「Up-Up And Away」「By The Time I Get To Phoenix」そして「Adios」。実は最後の曲に「Adios」を持ってくることはneachのたっての願い。図らずも最初の曲が「Didn't We」で最後が「Adios」というマイ・フェイバリット・ソングが演奏され、もう泣き出したいくらい。間にMCで出ていって解説、言いたいことの1/3も話せ(ず)。
至福感を抱えたまま片付け&次の日の準備となり体はクタクタ、気持ちはすっきりしていい疲労感。振り返ってみると何て贅沢な、まるで自分の家に弦楽四重奏団を呼んでパーティをしているような殿様気分。ブライアン・ウィルソンの多重コーラスをバックにしみじみと歌うリンダ・ロンシュタットを聴きながら昨日のライブを振り返って。