Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「幸せにさよなら/ナイアガラ・トライアングル
正確には昨日、伊藤銀次さんの『ゴールデン☆ベスト〜40th Anniversary Edition〜』が発売。(パチ、パチ、パチ!)
ライナー・ノートの最初に各ミュージシャンからのメッセージとして大瀧さんのCongratulationが。<銀次君、デビュー40周年おめでとう。私の1stアルバム『大瀧詠一』も40周年。二人は同じベルウッドの森に咲いた同期の桜。私は既に姥桜。夜桜・銀次はこれからが見頃。>うーん、大瀧さんらしいメッセージ。
大瀧さんのスタジオにお邪魔できて浮かれていた夜、誰にこのよろこびを伝えようかと思った時、銀次さんの顔が先ず浮かび即電話。スーっと落ち着いた気分になりあまりはしゃがずに済んだ。レーベルを越えたベスト・アルバムを改めて全曲聴くと伊藤銀次というアーティストの確かな年輪を感じずにはいられ(ず)。今はとても近い存在に思えてため口をたたいて、40年という音楽経験がなくては到達できない未踏領域を持った日本のアーティストの一人。同時代人として、また同世代人として改めて尊敬の念と賛辞を。小さな店をやっているneachにとっても銀次さんの存在が非常に大切なものに思えてきて店でトーク・イベントを企画して本当によかったと。まだまだ銀流フォーク・ロック伝や得意の銀流ブリティッシュ伝は続きますので是非その砲火を浴びにいらして。
銀次さん、アルバム発売おめでとうございました。