Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

白鳥の歌藤山一郎松田トシ
昨日は古関裕而さんのご子息、正裕さんのユニット、「喜多三」のライブでneachの好きな古関作品をたっぷり鑑賞。<誰も知らない古関メロディー、誰もが知ってる古関メロディー>と題して20曲以上紹介。開演ブザーと同時に場内を暗くして「東京オリンピック」の映像を流し、その「オリンピック・マーチ」(古関作)に併せて鈴木さんの名ナレーションが入り他のメンバーお二人が呼び込まれ「喜多三」のライブのスタート。このあたりの演出の憎いこと、曲間のMCでも台本があるようなセリフでお客さんサービス満点。第1部はあまり知られていない名曲ばかりを紹介、「福島夜曲」を皮切りに「柿」「船頭可愛や」「愛国の花」「五木の子守唄」「薔薇と蜜蜂」「母を想えば」「花売馬車」といった曲を面白解説とともに歌って。ヴォーカル担当の鈴木聖子さんの澄んだ声についうっとりさせられる名曲ばかりで古関正裕さんの解説も的を射た説明で勉強に。正裕さんはシンセ、斉藤早苗さんはピアノで好サポートし、鈴木さんが歌うという流れで1部は終了。
2部は「スポーツショウ行進曲」、「六甲おろし」「闘魂こめて」といった阪神・巨人の有名な応援歌をお客さんと一緒に歌うという演出,neachがモニターに歌詞を出してみんなで元気に歌い。更に「君の名は」「我、君を愛す」「白鳥の歌」「フランチェスカの鐘」を3人で演奏した後、またお客さんを交えて「長崎の鐘」「夢淡き東京」「あこがれの郵便馬車」「高原列車は行く」を歌ってお開き。当然アンコールの拍手となり最後は「とんがり帽子」もみんなで歌って終演。最後の挨拶のバックでは古関さんが「蛍の光」を3拍子にアレンジした「別れのワルツ」(店の閉店ソングとしてつとに有名)をかけて客出し。個人的に印象に残った曲は古関裕而さんの自信作だった「白鳥(しらとり)の歌」(若山牧水の有名な短歌に曲をつけたもの)で久し振りに聴き、メロディ・メーカー、古関裕而の凄さを改めて再確認。これ、いい曲だわ。