Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

網走番外地高倉健(テイチク盤)」
月一の定休日は早起きして予約しておいた歯医者。大した治療でもく、無事終わり、いつもの先生に「完璧です」と言って帰って。
夕方、初めて行く牛込神楽坂の牛込箪笥区民ホールでラジオデイズのトーク・イベント、『日本映画のあかんやつら』に参加。パネラーは町山智浩春日太一杉作J太郎快楽亭ブラックという日本映画、特に東映の時代劇任侠映画専門家ばかりの面白トークでのっけから各人の貴重な体験談、暴露話し、時に危ないエピソードで大盛り上がり。町山智浩さんのトークTBSラジオの「たまむすび」という番組のコメンテーターとしてよく聴いていたので大いに興味。「12 Years A Slave」というブラッド・ピット監督の作品解説が秀逸で来年公開ということでしたがちょっと観たく。
春日太一さんという1977年生まれながら東映京都撮影所にやたら詳しい気鋭の日本映画研究家が『あかんやつら』という新刊本。加えて杉作J太郎快楽亭ブラックという危険な話しのプロもゲスト出演とあってこれは悪かろうはずがない(@宮治さん)トーク。知らない作品論や初めて耳にする監督、俳優の名前も多々出てまいりましたが、10分に1回は「へー」の連発、時に大爆笑の最高のトーク・イベントでした。早乙女主水之介で有名な市川右太衛門エピソードやその息子、北大路欣也の話し、石井輝男監督の奇談(春日さんは石井監督の家に一時住み込んでいた!)、高倉健鶴田浩二の実像、やくざ映画の製作秘話等々、終了時間を忘れるほどの面白トークで行った甲斐のあったイベント。平川くんに誘われて打ち上げにも参加させていただき、ブラック師匠、町山さん、春日さんにも紹介してもらって。4人の手にかかると日本映画、特に東映全盛時代の時代劇、任侠映画等が輝いて映り、どこかでその作品を観てみたくなりま。