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「映画「ペコロスの母に会いに行く」原作者×主演対談」
火曜日ライブが入り振替定休日となった昨日、実に実のある一日。
先ずたっぷりの睡眠。2度寝で十分に休息でき英気を養うことが。
意を決して渋谷まで出て映画。かねてより関心のあった『ペコロスの母に会いに行く』、奇しくも銀次さんのFBでも推薦。『男はつらいよ』シリーズの森崎東監督が9年ぶりにメガホンをとった作品、認知症の母との交流を描いた漫画が原作で「ペコロス」とはその主人公のはげ頭を形容した"小さなたまねぎ"という意味だそう。母親役を演じた赤木春恵さんはなんと88歳と175日で主演女優となり世界最高齢のギネス登録。（森崎東監督も86歳で今なお現役！）
個人的な体験から亡き母親のことを思い出し、何度かこっそり涙をぬぐい。アルツハイマー症とかボケ老人といった親を持つ世代が増えて、親との最後の関わり、交流がどれだけ大切な親子関係なのかをユーモアたっぷりに描いてくれて明るい気持ちに。
若い世代の方々にも観てもらいたい映画。
神保町まで出かけ小津安二郎関連の資料を少し仕入れて。12月12日に行われるMOMENT STRING QUARTETのライブで小津安二郎特集、neachもいろいろ演出してその場を盛り上げようと。小津さんの映画のテーマも親子関係、この永遠のテーマは結論は出ないまでもある時期深く考えなくてはならないテーマでもあるのでちょうどいいタイミングかと。満足のいく休日。