Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「麦の唄/中島みゆき
「カフェDE歌おう」の今月のテーマは「脳のしくみ/左脳・右脳」。齋藤さんの講義に耳を傾け。言語を司るのが左脳,高野辰之・作詞「朧月夜」や島崎藤村・作詞「椰子の実」等の歌詞を先ず朗読してからみんなで歌うレクチャーを。脳が刺激、島崎藤村の詞の内容が素晴らしい印象。他にも辛い時に歌う歌(「昭和枯れすすき」等)や楽しい時に歌う曲(「また逢う日まで」等)をみんなで歌いながら右脳、左脳の説明。終わってから「おせん」をやってくれたかみさんを誘って食事、夜の隣町カフェに菊池さんの講義。「路地裏の戦後史ー歌謡曲でたどる「幸せ」の戦後史」、2回目の講義で「望郷の歌から成長の夢へ」というタイトルの昭和30年代の望郷歌の解説で。集団就職と望郷歌の考察,政治と労働運動の転換、戦後家族体勢、大衆文化とニュー・リズムの導入、端境期となった1960年、二人の美智子さん(正田美智子、樺美智子)、所得倍増、高度成長といった変遷を静かな語り口で分かりやすく説明、大変勉強に。昼間の「カフェDE歌おう」とこの夜の講義の二本立てで目一杯脳が活性化できたような気に。