Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

冬のリヴィエラ/森進一」
多分16回目となる「カフェDE歌おう」。27名もの参加。今回はオール・リクエスト、みんなで歌う「唄声喫茶」形式、前半14,5曲、後半も12,3曲。手伝ってくれたかみさんと食事をした後、荏原中延の隣町珈琲に菊池史彦さんの『歌謡曲でたどる「幸せ」の戦後史』の講演。主に昭和50年代とは何だったのかをその時流行った歌謡曲や菊池さんの思い入れのある曲を紹介しながら日本特有の文化を解説するという大変興味深いイベント。今回もあの落ち着いた語り口に惹かれ最後まで飽きずに、特に阿久悠の時代の歌謡曲から艶歌の終焉を経て山口百恵ユーミン中島みゆきへと変遷する流れを菊池さん特有の解釈と定義で分かりやすく展開。閉めの曲として森進一の「冬のリヴィエラ」がかかってドキっと。菊池さんの『「若者」の時代』という近刊を読んでみたく。