Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「The Way You Look tonight / Fred Astaire」
昨日は立て続けにいいこと、ルンルン気分で昼のSP講座。イベント(波岡惣一郎特集)はあまり馴染みのあるアーティストでは(ない)、終わってから数人の方が残って。
このところ繰り返し聴いているコシミハルさんのアルバム、ジェローム・カーン作曲、ドロシー・フィールズ作詞の「The Way You Look Tonight」収録。
「当時50歳だったジェローム・カーンが『有頂天時代』(1936年)のために20歳年下のドロシー・フィールズと組んだことによって、たがいの才能が見事に発揮された」(『イージー・トゥ・リメンバー/ウィリアム・ジンサー』からの引用)永遠の名曲だと思って。neachが最初に関心を持ったヴァージョンはスティーブ・タイレルが歌ったもの、ロッド・スチュアートやジェームス・テイラーのライブ・カヴァーで火がつき、フランク・シナトラ、ペリー・コモ、ナット・キング・コール等、ついには20数曲、コンピレーションを作って。
更にこの楽曲を作ったジェローム・カーン(彼の代表作は「Ol' Man River」「A Fine Romance」「Smoke Gets In Your Eyes」「Pick Yourself Up」等)とドロシー・フィールズという女性の作詞家(彼女の代表作は「I Can Give You Anything But Love」「I'm In The Mood For Love」「On The Sunny Side Of The Street」「Today I Love Everybody」「Don't Blame Me」等)に興味を持ち、特にドロシー・フィールズに関しては初期のパートナーであるジミー・マックヒューと作った曲(「Don't Blame Me」等)やアーノルド・シュワルツと作った曲(「Make The Man Love Me」等)に優れた歌詞がついており、一気にマイ・フェイバリット・ライター。
この手の女性作詞家として思い浮かぶのは日本では岩谷時子くらい、「The Way You Look Tonight」をはじめオスカー受賞曲やスタンダード・ソングになっている曲が多い作家として傑出、いかが?