Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

野宮真貴11月11日新作発売~アルバムダイジェスト」
凄い話題性のあるアルバムがリリース。ピチカート・ファイヴのヴォーカリスト、元祖渋谷系の歌姫こと野宮真貴さんの新譜。一昨日、久し振りに坂口修さんが寄って,見本盤を置いて。『野宮真貴 世界は愛を求めている~野宮真貴渋谷系を歌う~』、バカラック・ナンバーを中心にロジャニコ、オザケンユーミンナイアガラ・トライアングル松田聖子等、刺激的な選曲が盛り沢山、 騒いでみたく。プロデューサーにバカラック研究家の坂口さん、真貴さんとの対談も、無敵の仕上がり。トワ・エ・モアの名曲「或る日突然」を作曲村井邦彦さんがソフトなお声でデュエット、荒井由実時代の名曲「中央フリーウェイ」をすんなりカヴァー、細野=松本コンビでヒットした松田聖子ガラスの林檎」をしっとり歌い上げてヴォーカリストとしての魅力全開のアルバム。圧巻は小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」を斬新なアレンジ、かなりメッセージ性の強い曲に,印象的。勿論、御大小西康陽さんの楽曲も入っていてバラエティに富んだベスト・アルバム。特筆すべきはプロデュースを担当した坂口さんの存在、これまで映画音楽やテレビ主題歌等の作曲家として黒子のような存在だった方が、今回は全面に出て真貴さんの新たな魅力を引き出している点が注目。ミハルさんのアルバム同様、繰り返し聴く愛聴盤になりそう。