「Earth, Wind & Fire - September (From "Live In Japan")」
AOR=Light Mellow Musicがご専門の金澤寿和さんの『Light Mellow 音盤＆トーク・ライヴ Vol.5』。毎回、エルプの竹内さんがレーザー・ターンテーブルを持ち込んで最高のアナログ音質で鑑賞する会。今回はアース・ウインド・ファイヤーのモーリス・ホワイト追悼特集。エモーションズ、ジノ・バネリ、ジェニファー・ホリディ、アフター・バックというソウル系のアーティストがいろいろ紹介。バーバラ・ストライザントやヴァレリー・カーターといったちょっと知っているシンガーやアルバムを持っているシカゴなんかも紹介、概して初めて聴く音源ばかり。金澤さんの解説、黒人と白人がコラボする際の軋轢をモーリス・ホワイトとデヴィッド・フォスターが一緒に仕事をした際のエピソード等を紹介、やはりアメリカという国はミュージシャン同士の間でも人種問題が介在しているという現実。
角松敏生の『SEA BREESE 2016』というアルバムがマスター型レザーターンテーブル（集光された光が表面の信号起伏を読み取る機械）を使用して当時のアナログLPを読み取る画期的なアルバムであることを熱弁。いわゆるCD盤や配信機器で聞き取った音とは違う最高の音質で聴けるということなのでちょっと興味。ということで「知らないことだらけ」のDJイベント,nachの興味を大いにかき立ててくれたイベント。
