Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「The Way You Look Tonight/Barbershop Quartet」
ペットサウンズの森さんがご紹介していた和田誠監修のスタンダード・ソング集第3弾『いつか聴いた歌〜ブロードウェイ・アンド・ハリウッド』をneachも購入。neachのようなスタンダード、ジャズの門外漢がアーダ、コーダ言うのも気が引ける,が現在最も関心のあるフィールドがジャズ・スタンダード曲や作曲家、ひいてはミュージカル映画、制作者等の情報に一番敏感に反応,この2枚組コンピレーションはそばに置いて何度も聴きたいアルバムになりそう。和田誠さんの前書きとともにアゲインに来ている三具保夫さんの解説文、それに各曲の対訳も載っていて大変参考になるアルバム。neachの関心の一つ、作曲家。収録曲47曲のうちリチャード・ロジャース=ローレンス・ハートのコンビ作品が8曲と群を抜いて。その次が今最も関心の高い作曲家、ジェローム・カーン作品が5曲。コール・ポーター、ジュール・シュタイン、ヘンリー・マンシーニ等も入っていて我等がハリー・ウォーレンも1曲。
森さんにも書いていただいたneachが最も好きな曲「今宵の君は(The Way You Look Tonight)」。この曲の素晴らしさについて言及しているので繰り返し,作者のジェローム・カーンの才能を十二分に感じることのできる楽曲。併せて作詞家のドロシー・フィールズのことも騒いで,このコンピの代表作と言ってもいい楽曲がこの「The Way You Look Tonight」。フレッド・アステアミュージカル映画『有頂天時代』で初めて披露されたこの曲はこれまでに実に多くの歌手がカヴァーしていてそのコンピレーションを作ってしまったくらい。アカペラでカヴァーしたバーバーショップ・カルテットのもの。