Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

昨日は10月でたった2日しかないカフェ営業日、これぞチャンスとばかり夕方から店を閉め吉祥寺まで出て友部正人with東京ローカル・ホンクのライブを観に。
素晴らしいライブで行ってよかった。
友部さんの新しいアルバム『クレーン』にホンクの連中が全面的にサポートし、バックの演奏を担当していると聞いたのは随分前のこと、つい最近、このアルバムを上の店で購入。ボブ・ディランのバックをザ・バンドが担当しているようなマッチング。
吉祥寺に降りるのも随分久し振りのこと、近鉄がなくなってしまって今はヨドバシ・カメラに。ライブハウスに着くと外にホンクのメンバー、軽く挨拶をし、中に入りカレーを注文。友部さんのライブを観るのは初めて、淡々と歌い継いでいく姿やほとんどの曲を歌詞カードを見ずに歌っていたのが印象的。独特の力強い歌い方と含蓄のある歌詞で知らず知らずのうちにその世界に引き込まれて。neachは「仲のいい二人」や「生きていることを見ているよ」「雨の向こう」などが胸に響き。♪お客様はみんな玉子です♪という歌詞の「ダンスホール」もインパクト。
ホンクの演奏も時折カウント出しを仕切り直したりしていましたが、よくこなれた演奏で流石その実力の高さを感じ。
おかしかったのはアンコールの前で友部さんが各メンバーを紹介するところでアラケンさんのことを「新井ケンジ!」(本当は新井健太)と紹介していたところ
全体に井上さんのギター・ソロと邦雄さんのバチさばきがホンクらしい演奏でよかったと思いました。何だかとても遠い領域に行ってしまったような東京ローカル・ホンクというバンドを頼もしく思ったライブ。