Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

とても変わったカフェ営業日。
店に出ると前日にメールをくれた朴さんが、ここで歌を歌って自分の贔屓のプロ野球選手出身の被災地へのチャリティにしたいということ。ビラを駅前で撒いて人を呼びたいということ、あまり効果がないことに失望しなければどうぞやってください、と念を押して彼女を励まし。居ても経ってもいられない性格らしく、すぐ行動に移す人を見ているとポンと肩を叩いて送り出したく。でもやはりそう簡単にはお客さんは望めず、疲れ切って帰って、たまたまカフェにやって来たお客さんに許可を得て1曲歌わせてもらうことに。その歌というのが河合奈保子のカラオケ・カヴァーということなのでお客さんも苦笑しながら聴いてくれ。
更にその後、またビラを撒いてきます、と言って駅前に出て、お二人陽気なご常連さんがやってきたので、これ幸いと朴さんを呼びに走り、一緒に連れ帰ってまた河合奈保子カヴァーを聴いてもらい。お気持ちで結構ですからということで募金箱にお金を入れていただき。更にもうお一人初めてのお客さん、早速蓄音機タイムとなり、朴さんも一緒にSP盤を鑑賞。その後も別々にお二人入ってきたのでまたお許しをいただいて朴さんの歌を披露し、募金も。
夜は夜でちょっと恐そうな年配の方が訪れ、「ここはどんなカフェなんだ?」とまくしたて、身構えたのですが、この方がとてもこの場所を気に入ったようで「アゲイン」やバートン・クレーンの曲を聴かせると、いきなり「ピアノありますか?あったら出してください」ということになり急遽弾き語りコーナー。ジャズ畑の方らしく流暢にスタンダード曲を演奏、最後まで残ってくれたお客さんと一緒に鑑賞し、ミニ・ライブ。こんなカフェもいいものだな、と思いこのところライブ中心の営業だったことへの反動としてまったりしたカフェを満喫。