Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

やはりダブルヘッダーはやるべきことが多いせいか、前日は遅くまでの準備で四苦八苦。ギリギリまでしなくてはいけない作業が続き綱渡りのような有様。
昼間に行われたSP講座ですが、今回の特集は中野忠晴ということでイベント中にかける映像等の下調べや配る資料のコピー等寸暇を惜しんでの作業。実際に客入れが始まってみると思ったほどの客数ではなく、あわてて用意した資料も余り気味。この日の郡さんの選曲で珍しかったのは「曠野を行く」という松平晃・豆千代で歌われているヴァージョンを中野忠晴・淡谷のり子ヴァージョンで紹介してくれたこと。また戦後コロムビアからキングに移って職業作曲家となった中野忠晴、唯一歌手としての録音を残しており、その「山小屋に月が登れば」が聴けたことも収穫。neachはフェイバリット・ソングの「小さな喫茶店」と「バンジョーで歌えば」を改めて聴けてよかった。中野忠晴の特徴はジャズのリズムを取り入れた曲や外国曲のカヴァーに優れた作品が多く、戦後は「達者でナ」や「おーい、中村くん」といったヒット曲を作った作曲家としての名声もあり、実に多才な歌手。更に「山の人気者」を紹介した後には、nachの提案でウィリー沖山のヨーデル・ヴァージョンをYouTubeで紹介してヨーデルの解説も。
その後に高瀬さんたちのDJイベントが控えていたので速攻でレイアウトを直して夜の部に。