Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

静かに暮れたカフェ日はちょっと風邪気味の内省的な一日。ずっとリピートで流していたのはドン・マックリーンの「ヴィンセント」。この穏やかな歌声とゴッホのことを歌った歌詞から何とも離れられなく。終いにはギターを持ち出してきてコードをとって一緒に歌ったり好き勝手な時間を楽しみ。
アンクル・ジャムのライブ会場で買ってきたかもめ児童合唱団の『焼いた魚の晩ごはん』というアルバム。銀次さんも絶賛していた三浦半島最南端の三崎地方の子供たちによる合唱団でいろいろな曲をカヴァーしていて面白かった。先ず大塚まさじさんの「うた」から入って矢沢永吉さんの「アイラブユーOK」、ブームの「故郷になってください」、スピッツの「田舎の生活」、西岡恭蔵さんの「自転車に乗って」それにムーンライダーズのかしぶちさんが歌詞をつけた「トラベシア」等意外な選曲にプロデューサーの藤沢さんという人のセンスを感じ。地元の大作家、北原白秋の「城ヶ島の雨」や「吹雪の晩」といった古い曲も入れていて三崎というローカルな場所に根ざしたアルバムという意図も感じられ。neachが一番心惹かれたのはタイトル曲ともなっている「焼いた魚の晩ごはん」という最後の曲で黒沢秀樹さんが作曲。先日のライブでも自ら弾き語り、その旋律(♪焼いた魚の晩ごはん♪という歌詞が出てくるところの旋律)がどうしても聴きたくて購入。一般のCDショップに置いていないのか、あのライブ会場で入手できてよかった。(何だかこの曲と「ヴィンセント」に共通のテイストを感じて。)