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実に久し振りの登場となるロッキン・エノッキー率いるバンドがライブ。まだバンド名がついていないのでメンバーを紹介するとエノッキーのギター、ヴォーカルにトミヤンことバンバン・バザールの富永寛之（ギター）、ハッチハッチェルバンドのベーシスト、トネーロ、それにブラック・ボトム・ブラス・バンドからドラムスの木村"OJI"純士という編成。リハも大変砕けたもの、和気藹々行われ非常に楽なPA。本番になってからも「ここの会場はいい音だ」とほめてくれ、久し振りに聴くエノッキーのギターとそれに絡むトミヤンのエレキが何とも魅力的なサウンド、始まった瞬間から虜に。更にトネーロのスラップ・ベースが刻むラインやOJIのスネアだけのリズム隊も見事で初めて聴くこのユニットの素晴らしさを早々に体験。特に木村OJIの軽くブラシを使ったドラミングは見事でフル・セットのドラムなんて要らないサウンドだと。後半はエノッキーの貫禄ギターとトミヤンの超絶ギターがうまく絡み、本当に音楽を楽しんで演奏している様がこちらにも伝わってきてとてもいいライブ。
お客さんは少なかったものの、これがneachの望んでいたライブだと思い、自分も客の一員となって見入って。
木村さんとも話し、「僕は文屋さんのイベントの際、セカンド・ライン・ドラムの実演をした者です」と言われ、びっくり。あの時のドラミングも見事なものだったと思い出し。この4人のユニットも来年3月の5周年に出演してもらいたいのでエノッキーにお伝え。