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「カリオカ／江利チエミwithカウントベイシー楽団」
昨日のアゲイン・ジャズ・クラブでかかった曲の中で印象的だった江利チエミの「カリオカ」。岡村さんが渡辺とも子などとともに日本の女性ジャズ・ミュージシャンをフィーチャーリングして紹介、この歌唱は見事。
江利チエミは1937年の生まれでこの「カリオカ」を歌っているのは1963年の6月8日の新宿厚生年金でのライブ録音なので26才の歌声、ベテランの落ち着きと器用なスキャットがカテリーナ・バレンテを彷彿させる歌唱。美空ひばり、雪村いづみと3人娘として活躍、若くして亡くなったことは返す返すも惜しい女性シンガー。昔の歌謡曲の歌手はジャズでも民謡でも何でもこなしたといういい例がこの江利チエミ。
因にこの3人はそれぞれ持ち味の違った「AGAIN」をカヴァーしていて甲乙付けがたいヴォーカルが聞き物,neachの「AGAIN COMPILATION CD」にはしっかり並べて入っている。