Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

越後獅子の唄/美空ひばり
昨日のSP講座は西條八十のパート3、戦後の作品をSP時代までに区切って15曲。前回好評だった歌詞をモニターに映して鑑賞する試みを今回は全曲紹介。これが大変な作業となり前の日はまた3時帰。歌詞を聞き取ったりしていたところ新しい発見もあってやってよかったと。「三百六十五夜」の歌詞で使われていた”移り香(が)”という言葉が「丘は花ざかり」でも使われており西條さん、お好きな語句だったのでしょう、気になり。最近ではあまり聞かれなくなった言葉、使い方が見事だと。
「トンコ節」(バートン・クレーン・ヴァージョンも紹介)や「青い山脈」「恋のアマリリス」「ゲイシャ・ワルツ」に混じって弱冠13才の美空ひばりが歌う「越後獅子の唄」も紹介され、あまりに歌い回しがうまい歌唱にうなって。やはりひばりさんは万城目メロディがサイコー。この美空ひばりの若い声を聴いていただきたくてここで取り上げた次第。昨日の江利チエミと言い、ひばりさんの歌唱法は歌のうまさでは今のシンガーにはできない発声法で感心。