Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「街角の瞳/シャルル・アズナブール
昨日は人ごとながら嬉しいことがあったので一日、お客さんの少ないカフェで借りている本を読んだり好きな音楽ばかり聴いて。普段、あまり聴いていなかったシャンソン、特にシャルル・アズナブールのアルバムを引っ張り出してきてフランス語と訳詞をたどりながら鑑賞。
アズナブールは沢山好きな曲、一番好きなナンバーは「街角の瞳(Et moi dans mon coin)」という曲で「私は一人片隅で」という邦題もついている人気曲。彼の歌の特徴はバックでピアノやストリングスが主旋律を奏で、それをなぞるかのようにまるで詩の朗読か芝居の演技のように感情をこめて歌うものが多い歌手。
「街角の瞳」ともう一つ好きな歌、悪妻を歌った「のらくらもの(Tu t'laisses aller)」を若い頃のアズナブールのライブと晩年のライブを比較して鑑賞。1967年(アスナブール43才)のライブ。2000年(76才)のライブから聴き比べ。1962年(38才)に歌った「のらくらもの」と1997年(73才)の。うーん、どちらも素晴らしいパフォーマンスでライブを一度観てみたかった。「のらくらもの」は確かゴダールの映画の中で流れて初めて聴き気に入ったナンバー。