Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「All My Loving / The Beatles
告井延隆さんのアコギでビートルズ完コピ・ライブも既に昨日で16回目。毎回あの完璧なカヴァーとテクニックには驚かされ続け。それは多分、ビートルズの曲が聴く側の聴衆の体の中にしっかりと刻み込まれていて、それが告井さんの完璧なギター・ワークとともに鳴り始めるから。告井さんの奏でる1本のギター・サウンドから4人で歌い演奏しているグループのサウンドを疑似体験。neachも告井さんのギターを聴きながら自分の中のビートルズを呼び起こしているような気持ちに。極上ライブ。
MCで印象に残った指摘「All My Loving」のような曲のベース・ライン(告井さんはランニング・ベースと言って)は4ビート・ジャズの世界のもので今ではほとんど採用されておらず、ジャズの衰退を示すもの、ということ。「She Loves You」は子供のはやし言葉でジョンはあの曲を歌う時、子供のようにはしゃいでいる、とか「Let It Be」の日本語訳は関西弁で言うところの「ほっとき」が一番近いとか告井さんならではの指摘。最後のアンコールでは『アビイロード』のB面を未完成ながらも挑んで、いつか完成されたものが期待できる演奏。いろいろな曲を自由自在に弾けるのに現在も難しいコピーに挑戦している様子に感動。
芸能人の中で一番将棋の強い告井さん、CSテレビの囲碁将棋チャンネルの「お好み将棋道場」に出場して飛車落ちながらプロの西尾明六段に勝ったということ。その告井さんに飛車角二枚落ちながら1度だけ勝ったことのあるのがneachの自慢。