Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「What A Wonderful World / 木村陽一 with Bluemoon Quartet」
一昨日、14日にライブを行う木村おうじ純士くんが打ち合わせ,大変面白い話しで盛り上がり。2011年末、エノッキー、トミヤン、トネーロと一緒に実にコージーなライブをやってくれたスネアの達人でブラック・ボトム・ブラスバンドの元メンバーとしてつとに有名。スネア一つとブラシで様々なリズムを刻んでくれたことが印象的でその年明けの正月に渋谷まで歩いて行ってブラシを購入してしまったほど。「木村おうじのドラム・クリニック~ニューオリンズ・ドラミングの世界~」と題してライブ+ワークショップのようなものを企画。彼が気をつけていることがまさにneachがPAを担当していて思うことと同じ。モニターなしで音を合わせることの重要性を力説。モニターで各パートの出音を出すと実際に聴こえているサウンドのバランスが分からなくなったり、各楽器が競って音を出すのでアンサンブルという視点からすると一体になっていないことが。neachがライブの際、特に若いアマチュア・バンドの人たちに注文することは「ヴォーカルが聴こえるように各楽器を合わせてください」ということ。他にもニュー・オーリンズによく行っている彼ならではの体験談とかリズムを刻む際、機械のようにきちんとテンポを保つことがよいのか、少しずらしたりすることがよいのかといったかなり踏み込んだテクニックの話しも。。なんだか面白いライブになる予感。今日貼った画像は彼のファースト・アルバム(ハリー・ウォーレンの「Jeepers Creepers」を演!)、紹介した音源は彼のお父さん、木村陽一氏がブルームーン・カルテットのバックでヴォーカルをとっている微笑ましい映像。