Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「High Coin / Bobby Vee」
水上さんと高瀬さんによる「Good Old Boy」。特集はヴァン・ダイク・パークス。neachも早い時期に自分の疑似放送で特集,大変興味深く。ソロ作品の前段で関わった作品やアーティストについて言及する時間が長く。知らないことが多く興味深い話しばかり。リバティ・レーベルボビー・ヴィーの「High Coin」をヴァン・ダイクが作って65年に発表した、という箇所に一番反応。ボビー・ヴィーの歌う曲はまさにスナッフ・ギャレットのリバティ・サウンドだったから。スナッフ・ギャレットとバン・ダイク・パークスってどんな関係なんだろう、なんて新しい興味。他にもヴァン・ダイクはバンド名をつける天才で「ハーパーズ・ビザール」や「バッファロー・スプリングフィールド」なんて名前も彼が考えたバンド名だったということ。neachの体験では何と言っても『ディスカバー・アメリカ』が最も聴いたアルバム,「The Four Mills Brothers」や「Be Careful」がかかって溜飲を下げましたが水上さんも高瀬さんも『ジャンプ』がいい曲ばかりで好きだと。2部の最初には陽馬くんが今年ペットサウンズ・レコード店にヴァン・ダイクさんがやって来た時のエピソード、こちらも面白い話し。全般にアメリカの60年代から70年代にかけてのミュージック・シーンには必ずと言っていいほどヴァン・ダイク・パークスの存在が影を落としていたということがよく分かる解説と選曲。