Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

真夏の夜の夢メンデルスゾーン
クラシック音楽はいわば門外漢。郡修彦さん選曲・解説の「SP盤でたどるクラシックの世界、序曲特集」は大変面白。SP盤比較的長い演奏の楽曲を6曲。フルトベングラーとケンペンをフィーチャリング。「真夏の夜の夢序曲」(メンデルスゾーン)「魔弾の射手」(ウェーバー)「セビリアの理髪師」(ロッシーニ) 「どろぼうかささぎ」(ロッシーニ) 「ロザムンデ序曲」(シューベルト)「ウインザーの陽気な女房達」(ニコライ)、つい質問してみたくなる演奏。「魔弾の射手」の演奏はメリハリがあって緩急をうまく表現していて、どうやって録音。一度リハで音の強弱を確認してから楽器の位置などを変え、録音用のためだけに演奏。録音技師の耳で全体のバランスを計り、最良のサウンドになるようにアレンジして録音、当時の録音技師がいかに優れた耳を持っていたかが分かる。波瀾万丈の末に主人公がハッピーエンドで終わるお決まりの構成「救出オペラ」日本で言うところの勧善懲悪。寝てしまう、などと心配、要らぬ杞憂。