Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「「空飛ぶ鯨/大滝詠一&SugarBabe」
今日は先月アゲインに出演「水炊週一」さんの話題。幻しのアーティストとして週一どころかアゲインのライブでモーメントと共演する時にしか出没しない噂のシンガー、持ち歌「地を這うさんま」の起源は大瀧さんと銀次さんの言葉遊びから。ともに言葉遊びにかけては人後に落ちない方なので大瀧さんが「空飛ぶくじら」を歌ったことに呼応して銀次さんが「地を這うさんま」と受けたのがそもそもの起因のよう。その元歌のできる過程を一時期のアミーゴ・ガレージの「怒濤の更新」で紹介。大瀧さんの2011年6月13日の記述。
《『地を這うさんま』、ありました。完全に忘れておりましたが、『LET'S ONDO AGAIN』の制作ノートが見つかり、その中に“草案”が書かれてあったのを発見しました。
「村はずれ 僕らは二人
 アヴェックで佇み

 屋根と屋根のすきまの
 道端みてたら

 地を這うさんまが 僕らを無視して
 茶色の村の道を 横切って
 来るんです
サンムマ サンム モメトゥ マメトゥ ダプダプ ダヤ 」
書き殴りの“原本”をお見せするのはヒジョーに恥ずかしいのですが(乱筆・悪筆がバレバレ)一応“証拠物件”として。スキャットは、オリジナルが“くじら”の《ラ行》だったので、“さんま”の《マ行》変革にしたようで、その工夫が上段にメモされています。(“くじるら”と韻を踏むためにムリヤリ4文字にしています) Title Inspiration By Ginji Itoh とシッカリ書いてあります。このジャケット写真も“おおくぼ ひさこ”さんだったのですね。『恋の汽車ぽっぽ』といい、私は最初からナイアガラ“していた”のですナ。》
今度は「水炊週一」さんに「空飛ぶくじら」の草案歌詞ヴァージョンと「地を這うさんま」の水炊ヴァージョンを続けて歌ってもらいたもの。
銀次さん、あっ、いや、水炊さん、よろしくお願いします!