Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

いやー、凄い一日。振替定休日と称して年末の重要行事となったラジオデイズの大瀧さんを囲む会の対談収録がアゲインで。neachにとってはこの日のために頑張って店を切り盛りしていると言っても過言ではない日、5年目を迎え、やや落ち着いた気分で御大を待つ。今回は伊藤銀次さんをお忍びでお呼びして途中から対談に入っていただこうと思っていたので銀次さんとメールをやり取りしながら収録。
今回は大瀧さんがのっけから3.11の件、オリンパスの件、相撲の件、プロ野球の件と実に多岐に亘った話題を独自の説で展開、3人(内田、平川、石川)は専ら聞き手に回ることしかでき(ず)。その内、銀次さんもやってきたので4人で大瀧さんのご高説を拝聴する会。話しが音楽の話題になると更にその内容は濃さを増し、到底聞けないような洞察や深い蘊蓄話しでヘーの連発。銀次さんは大瀧さんの良き理解者でもあり、一緒にいた当時のお話しが面白く、銀次さんを招いて大正解。あまりに話題が多く、更にその考察が鋭い。
大変印象的だった発言はこのラジオデイズの対談をフリーで聞けるようにしてほしいと切り出して平川くんにも了解を得ていたこと。なるほど、大瀧さんはこの番組をネット・ラジオのように聞ける番組にしたいのだな。つまりゴーゴーナイアガラをやっていた頃の発信者として機能することを望んでおられるのだなと思い、感心。
今度のトライアングルVol.2に関しての秘話や日本語には中間音があってそれらをかなり意識して曲を作っていた事実等、全て成り行きではなく、周到に考えられて作られていることが分かり、溜息の連続。大瀧さんが宮沢賢治の「風の又三郎」だという指摘もさもありなんと。
収録が一通り終わってからも番外編ということで収録、更にその後の雑談でも3時間近く話し続け。当分、この日に語られたテーマや達見を復習しながら学習していこうと思って。
とにかくやはりおのお方は「師匠」とお呼びするに相応しい最後の方だという認識を更に強く。