Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「少女A/中森明菜
昨日が5月三連カフェの最初の日。ロッパさん主演『新馬鹿時代』を観るともなくかけ,お客さん、彼が初めて参加した「出張ブランディン」の話し。まだ決定ではないが、neachの提案で来る7月28日(つまり大瀧さんの誕生日)に次の「出張ブランディン」を計画。ナイアガラーの方もそうでない方も奮ってご参加、ナイアガラーの濃いお客さんがお二人。若いお二人には「君達が私の年齢に近づいたら、きっとスタンダード曲に夢中になるよ」と予言。
夜、隣町珈琲に,店を閉め菊地文彦さんの連続講義を聴きに。5回目となる『歌謡曲でたどる「幸せ」の戦後史』は昭和から平成の時代に移る頃の解説「分かりにくい」時代の分析。美空ひばりが亡くなった1989年がバブル崩壊の節目、その後のアイドル全盛期の軌跡を山口百恵松田聖子中森明菜という3大アイドルの特徴を菊地さんなりの解説で総括。その後80年代から90年代にかけての若者の文化を渋谷を拠点にした世代や風俗、やがてJ-POPという名称で括られる日本の音楽状況をCDの普及、制作側のデジタル化、TVCMタイアップの流れ等を指摘しながら1985年から1994年までの変遷を説明。最後にこの講座を括る意味でドリカムの曲が流れお開き。帰り際に菊地さんの近著『「若者」の時代』を購入。