Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

[American Pops]

「Sweet Child / Pentangle」
一昨日のフリーDJナイトの際にneachが紹介したかったアルバムや曲は1980年に発行された『サウンドレコパル』というオーディオ雑誌の「私の選んだ100枚のレコード」という連載企画に載ったセレクションを35年経った今、紹介したかった。
今でも私には大変興味深いものに。例えばイギリスのトラッド・フォークに属するグループでペンタングルというバンドの2枚組のアルバムが当時よく聴いていたことを思い出し、レコード棚の奥から取り出して聴いて。
バート・ヤンシュとジョン・レンボーンというフォーク・ギターの名手がジャズ系のミュージシャンを仲間に入れて作ったアルバムで『スウィート・チャイルド』が好きなアルバム。ダニー・トンプソンのベース,テリー・コックスのドラム、そして紅一点ジャッキー・マクシーのヴォーカルが印象的なグループ。
このグループやフェアポート・コンベンションといったイギリスのトラッド・フォーク系のグループのことを知ったのは渋谷の百軒店にあった「ブラック・ホーク」というロック喫茶に出入りしている頃。レコードを回していた松平さんという名物DJから教えてもらったと記憶。
丁度渋谷の道玄坂の百軒店のそばに最初働いていた翻訳会社があってよくこのロック喫茶(以前はジャズ喫茶だった)とその先きのムルギーというカレー屋さんに通っていたもの。しばらく「私の100枚」で選んだレコードの紹介と思い出を語るコーナーにしたいと思って。