Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Fame And Fortune / Elvis Presley
さ昨日は比較的余裕のあった日で、日がな一日エルヴィスの5枚組アルバムを聴いて。2曲ずっと体の中に残ってしまった曲。「恋に命を(Fame And Fortune)」と「奴の彼女に首ったけ(The Girl of My Best Friend)」という2曲。「Fame And Fortune」は大瀧さんの解説では<イントロのスネアの音。これがB・ハーマンのスネアの音です。>といってイントロが印象的であることを挙げて、neachは時折目立って聴こえるフロイド・クレーマーの独特のピアノ・サウンドが印象的。ピアノがクレーマーなので<ロッカ・バラードなのですがカントリー・バラード調の雰囲気>が出ていると指摘。バックのジョーダネイヤーズのコーラスも秀逸でこれぞロッカ・バラードの白眉といった歌唱が光っていました。「The Girl of My Best Friend」ですが<この曲こそエルヴィス・ポップスの第一号なのです>と言ってコード進行がCからAmに移る箇所を褒めて。neachは邦題の「奴の彼女に首ったけ」というタイトルが擦り込まれていて自分の疑似放送で「付けも付けたり」と称してボビー・ヴィー・ヴァージョンと聴き比べ。大瀧さんはこの曲を歌うエルヴィスの歌の巧さを細かく説明していてその巧い歌唱法に思わず唸ってしまうと書いて。他にも印象的な曲が沢山、今日はこの2曲を繰り返し大きな音で聴いてエルヴィスの「深さ」を感じてしまった夜。