Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Farewell Song/西岡恭蔵
台風が接近してくる中、店に,ズボンがビショ濡れに,3日連続で雨に祟れたことに。
店に出てからも階段下に雨水が溜まって、雑巾で拭って水取り。一日中、蟄居して自由時間を満喫。川本三郎『同時代を生きる「気分」』を再読、特に深沢七郎の「したたかさ」について触れた部分が尤もだと思って読んで。neachが深沢作品で一番印象的な小説は「東京のプリンスたち」エルヴィス・プレスリーの曲名ばかりが出てくる変わった作品、何故か心に残る作品。もう一回読んでみようと。
お客さんが来ないカフェ・タイムでは西岡恭蔵のアルバムばかりかけて。今一番落ち着くサウンド。特にneachには一流のゴスペル・ソングに聞こえる「Gloly Hallelujah」や情景が浮かんでくる「思い出のサンフランシスコ」、高田渡の同名曲にも負けていない「自転車に乗って」その優しい歌声が心に響きます。そして今、一番好きな曲は駒沢さんのスティール・ギターがフィーチャリング「Farewell Song」。一時期ペダル・スティールのキュンキュン鳴る調べに魅せられて新宿の中古レコード屋でPSGのレコードを大人買いしたことを思い出し。恭蔵さん(ゾウさん)の歌声とバックから聞こえてくるペダル・スティールの音色が何とも言えず郷愁を誘って。