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「平均律クラビア曲集第1番ハ長調／駒沢宏城」
嬉しいこと、大変なこと、やらねばならないこと、忙しいという言葉は吐かないようにしているのですが時間に余裕が（ない）。来月の十周年に向けていろいろな準備やセッティング、根回し等が湧いてきて落ち着かない日々。それぞれにきちんとやらなくては、という無言の圧力に押し潰されそう。
昨日は今年２回目となるSP講座、直前で慌てて資料を作り足す、いつもよりリラックスしてイベント。今度行う郡さんの「淺井カヨ・郡修彦の文化住宅再現記」。昔の生活様式に憧れるお二人の新居がどういった視点で建てられたのか、質疑応答。「電気は？」「ご飯は薪で炊くのですか？」とか「空調はどうするのですか？」といった質問に答える郡さんの回答が面白かった。「サンマは昔ながらの練炭コンロで焼いた方が美味しい」とか「洗濯も洗濯板で」とか「部屋の電気は暗めに」といった前近代的な館がどう機能していくのか興味深い。次の日のセッティング、その間、ずっと駒沢さんのモーツアルト。やけに落ち着くサウンド。