Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「若い真打たち/立川談志
昨日、カフェに来てくれたお客さんといろいろな話しになってロッパさんや談志さんの話題が出たのでちょうど整理をしていたお仕置き部屋からneachの宝物となった立川談志家元の「直筆礼状」を見せたところ驚いて。
バートン・クレーン作品集を出して息子さんを通して家元にCDをお贈り、すぐに次のような礼状が。
<ウーン、バートン・クレインねぇ・・世の中どっかに貴殿の様な人がいるのですな。もう誰も知らないかと思しが。ゆっくり聴きます。高座でも喋った通り、家元もう駄ァー目。支離滅裂。風邪か糖尿か、歳相応ではあるのだけれど・・お礼だか愚痴だか・・3/5 立川談志
家元らしい礼状でしたがあのCDを出して一番嬉しかった思い出がこの礼状。
他にもいつも5月頃に家元のマンションのある下でフリー・マーケットのようなもをやってご自分の使用した湯のみや備品にサインをして売りさばくサービス、黒山のファンが去った後、直接ご挨拶をしに近寄った際のことも思い出し。
バートン・クレーンのCDを出した石川です」とご挨拶したところ、いきなり「うーん、古川ロッパはね〜」と腕組みをしながら何の前置きもなく話し出したことが後に私がロッパさんのCDを発行するきっかけになった。談志さんに対しては毀誉褒貶の激しい方でしたが、neachにとっては思い出に残る恩人として今もインプットされています。その際、「これやるよ」と言っていただいた高価な「懐かしの流行歌集」という幻しのSPレコード歌詞カード集も今となっては大事な思い出品。