Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「青春サイクリング/小坂一也」
昨日、武蔵小山は両社祭という恒例のお祭りがあって夕方まで賑わって。その陰でいつものSP講座。この日はずっと特集されていた古賀政男の6回目、一応最終回,小畑実の「涙のチャング」から村田英雄の「人生劇場」まで磁気テープを使用した新録音方式の音源を中心。印象的だったのは小坂一也のヒット曲「青春サイクリング」。古賀メロディにしてはポップなナンバーでかなり小坂一也の歌唱力を古賀が買っていたということ。小坂さんは日本のカントリー・シンガーの草分けのような存在でしたがシリア・ポールの出演していた『歌う弥次喜多黄金道中』で唐突に「ワゴンマスター」を歌うシーンが思い出され。「青春サイクリング」の歌詞の中に「銀輪(ぎんりん)」という言葉,何のことか分かりますか?そう、「自転車」のこと。こういう表現が生きていた時代の曲。