もう136回目となった「アゲイン・ジャズ・クラブ」。昨日もいろいろ学ぶところの多いイベント。持ち寄りコーナーでそれぞれの好きなスタンダード曲,DJコーナーでは田村さんが「東西対抗ビッグバンド合戦」。「I'm Getting Sentimental Over You」をジャック・ジャクソン楽団とトミー・ドーシー楽団で聴き比べ。次に「Blue Lou」をチャリー・スピバック楽団とハリー・ジェームス楽団で。その他「ハーレム・ノクターン」「エル・チョクロ」「Where or When」等を有名なビッグバンドの演奏で紹介
。課題曲コーナーは山内さんが選んだナット・キング・コールで知られている「ネイチャー・ボーイ」をそれぞれに思い入れたっぷりに紹介。neachはエディ・フィッシャーのヴァージョンと最後にかかったナット・キング・コールの娘、ナタリー・コールのヴァージョンが印象に。
皆さんにアゲインの12周年バッヂを配った際、幹事の西川さんに次のような話。
<最初、作業服でいらしたメンバーの方がコーヒーを飲みながら「ここでジャズのDJイベントができますか?」と聞かれたのでどうぞ、って答えたところ「2ドリンク制なのですが」と言われ「えっ、2ドリンク制は採用してませんが」ってお答えしたところ「そうですか・・」と言ってがっかりして帰っていこうとしたので「ちょっと待ってください」と呼び止めて「2ドリンクでもオーケーです、やってください」と答えたことが136回ものイベントになっているのです。もしあの時、そのまま帰っていたらこのイベントはなかったのです>と回想話、
その問い合わせをしたTさんという方は随分前にお亡くなりになった、ということ。そんな縁あって続いているこのイベント,アゲインが営業している限りずっと続けていこう