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馬生さんの話題の続き。
出囃しが志ん生師匠と同じ「一丁上がり」を使用しているものが半分くらい、これが父親とそっくりの語り口
『十代目金原亭馬生セレクト』２枚組ベスト盤CDに収録「替り目」や「文七元結」等を聴いていると随所に志ん生節。
あえて古今亭の名跡を継がず、金原亭を貫いた中には父親の七光りを嫌った面、後を継ぐのは弟の志ん朝だという本人の思い。
今になって聴くと志ん生の面影は志ん朝よりもこの馬生に強いもの。
この三人の天才落語家を生んだ家系類い稀な霊妙