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一昨日、市馬師匠が演じた「御神酒徳利」。
自分の失態をごまかす口実に生涯で３度何でも分かってしまうという占いを持ってくるところがミソ、江戸、神奈川、大阪と舞台は変わっても事はいい方へ向かい、終いには大金を手にして旅籠屋を構えるというサクセス・ストーリーの典型のような物語。

登場人物が全部善人なので聴いていても悪い気がせず、しっかり者のかみさんを持った善六さんに感情移入できるところが凄くいい話し。（六代目の圓生師匠が天皇の前で演じた御前落語に選んだ演目としても有名）