Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

ウェルナー・ミューラーの話題、詳しい方からメール。いろいろ画像データ等も。
その中で面白かったのは『POPS』という雑誌に掲載されていた写真でサイン入りの下にこんな文章。
ビートルズの作品には、すばらしいものがある。しかし、彼らのみならず、ロック・グループのあのわめき声には困ったものだ。そして"音楽"の中からクラシック的な要素が失われて行くことは大問題である。(ウェルナー・ミューラー)>
さすがドイツ人らしい気骨さと厳正さが出ていてインパクトのある文章。

AGAIN JAZZ CLUBでもいろいろな方に「ウェルナー・ミューラーのこと教えてください」と言っては話題を振り。みなウェルナー・ミューラーのこともリカルド・サントスのことも知って。60年代、ビートルズやフォーク・ソング、その後のロックばかり聴いていたのでムード・ミュージックの世界には触れずに通り過ぎてしまったことを今は後悔。音楽を広く偏見なく聴くことって難しいことなのだとも思い。